七五三の意味や由来。男の子が5歳で女の子が3歳、7歳!?
2016/12/08
七五三の時期がやってきました。
突然ですが!
3歳、5歳、7歳の時に行う七五三。
みなさんは、七五三の意味や由来をご存じでしょうか?
また、男の子が5歳(3歳)の時に祝い、女の子が3歳、7歳の時に祝うって知っていましたか?
また、その理由を知っていますか?
なので今回は、七五三の意味や由来と、七五三を3歳、5歳、7歳の時に祝う理由を紹介したいと思います。
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七五三の由来
七五三の由来ですが、
起源は平安時代で、この時代での幼児の死亡率はとても高かったです。
そのため尊く扱われ、「ちゃんと生きてくれた、人生の通過点」として3歳から7歳の間を、
感謝とこれからの健康を願ってお祝いをするようになりました。
また、現在の「男の子は5歳(3歳)、女の子は3歳、7歳に祝う」という男女の習慣ができたのは江戸時代からで、
明治時代から「七五三」と呼ばれるようになりました。
これが七五三の由来です。
では次に七五三の意味について見ていきましょう。
七五三の意味
七五三を祝う意味は、「子供がここまで育ってくれた感謝とこれからの健康を願うため」です。
ではもっと具体的に、何を意味して祝っているのかを見ていきましょう。
・3歳『髪置』(かみおき)
3歳の女の子が行います。※男の子が行うところもあります。
昔は、頭髪から病気が入ってくると考えられていたため、男女関係なく幼児は髪の毛を剃っていました。
そして、3歳から髪を伸ばし始めていたので、その節目として「髪置」があります。
子供が白髪頭になるまで、長生きできるようにという意味があります。
・5歳『袴着』(はかまぎ)
5歳の男の子が行います。
昔は5歳の時に、子供用の服から袴を着るようになります。その節目として「袴着」があります。
男の子が男として認められたという意味があります。
・7歳『帯解』(おびとき)
7歳の女の子が行います。
昔は7歳の時に、紐で着ていた着物を帯で着るようになります。その節目として「帯解」があります。
女の子が女として認められたという意味があります。
七五三の意味も分かったと思います。
しかし、ここで気になるのが、「なぜ3歳、5歳、7歳を節目にしたのでしょう?」
それについても紹介します!
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七五三を3歳、5歳、7歳の時に祝う理由
3歳、5歳、7歳の時に祝う理由ですがいくつかあるので紹介します。
・年齢の成長とともに
- 3歳・・・言葉を理解するようになる。
- 5歳・・・知恵が付き始める。
- 7歳・・・乳歯が生え変わる。
と、言われています。
なので、年齢とともに成長した事を祝う意味で、3歳、5歳、7歳なのですね。
・奇数は縁起が良い
中国では昔から、奇数は縁起が良いものと言われていました。
そして日本でも、奇数は縁起が良いものと江戸時代には定着していたため、3歳、5歳、7歳にしたと言われています。
豆知識
・なんで、七五三は11月15日?
これには2つほど理由があります。
1、それは体が弱かった、徳永家光の子供の健康のお祈りをしたのが11月15日だったからです。
そして、そのお祈りの後、徳川家光の子供は元気になったため七五三は11月15日と広まったと言われています。
2、七➕五➕三が15だからです。
・なんで、三五七じゃないの?
これの理由は、年上を敬うと言った日本の文化から来ており、「上の子を立てるために七五三にした」と言われています。
・千歳飴の意味って?
七五三の時に貰う千歳飴ですが、千歳飴にも意味はあります。
それは、「無事に長生きしてほしい」という意味が込められているそうです。
また、千歳飴は直径14,5ミリ以内、長さは1メートル以内と決められているそうですよ。
まとめ
今回は、七五三の意味や由来と、七五三を3歳、5歳、7歳の時に祝う理由を紹介しました。
3歳に意味があり、5歳に意味があり、7歳にも意味があります。
そしてそれは、子供に対する親の愛情だと思うので、意味を知り、愛情を持って子供の七五三を祝いましょうね(*^_^*)