メーデーとは!意味は?「休日」と「遭難信号」の2つの意味!
2018/02/12
『メーデー』
皆さんは、この「メーデー」という言葉を聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
5月1日のメーデー?
遭難信号のメーデー?
はたまた、BUMP OF CHICKENのメーデーでしょうか?
なので今回は、様々な「メーデー」の意味について紹介したいと思います。
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5月1日のメーデーの意味とは!
この時のメーデーは、「May day」
つまり、「5月の日」ということです。
それでは、「5月1日のメーデー」について紹介します。
●メーデーとは
このメーデーは、
世界各地で行われ、労働者が団結して、権利要求と国際連帯の活動を行う日です。
簡単にいうと、「全世界の労働者たちのための日」です。
例えば、「給料を上げてほしい!「休日を増やしてほしい!」などの、要求を言ったりもしますね。
●メーデーが出来た由来とは
このメーデーができた由来ですが、
1886年の5月1日に、アメリカのシカゴで人々が、
「8時間労働制」を要求したのがきっかけです。
詳しく言うと、
その当時は、12時間労働、14時間労働が当たり前の時代でした。
それに不満を持った人々が、
『第1の8時間は仕事のために、第2の8時間は休息のために、そして残りの8時間は、おれたちの好きなことのために』
という目標でストライキを起こしたのです!
そして、1890年5月1日に、第1回国際メーデーが実行されました。
その後も、世界各地で労働者の権利を主張する運動が行われています。
●日本のメーデーとは
日本のメーデーですが、
1920年に、第1回メーデーが行われ、
「八時間労働制の実施」「失業の防止」「最低賃金法の制定」などを訴えました。
また、1964年には、「働けるだけ喰わせろ」というスローガン掲げた、第17回メーデーが行われました。
●メーデーは祝日?
この5月1日のメーデーという「労働者の日」は、
世界80カ国以上では「祝日」になっています。
しかし、日本では祝日になっていませんよね?
その理由としましては、
「勤労感謝の日と意味が被るから」
「5月1日は、GWが近く、金融機関が長期連休になってしまうから」
という理由です。
ちなみに大企業では、メーデーである5月1日を休日にしているところもあるみたいですよ!
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遭難信号のメーデーの意味とは!
この時のメーデーは、フランス語の「ヴネ・メデ(venez m'aider)」
つまり、「助けに来て」ということです。
では、「助けに来てのメーデー」について紹介します。
●メーデーとは
このメーデーとは、
「助けに来て」という意味であり、
「無線電話で、遭難信号を発信する時に使われる、国際的な緊急用符号語」です。
基本的に、命の危機にさらされている緊急事態の時に使います。
警察、航空機の操縦士、消防士などが使う。
なお、一旦メーデーが発信されたら、
「救助の支援となる通信以外、いっさいの通信は許されない」
という決まりがあります。
なので「メーデー」を使うときは『本当に危険』という最終手段で使われます。
●メーデーの使い方とは
メーデーの使い方を紹介します!
・メーデー、メーデー、メーデー、こちらは、、、(メーデと3回言い、船や飛行機などの名称を伝える)
・メーデー、こちらの位置は、、、(GPS装置の示している緯度と経度などで、今どこにいるのかを伝える)
・こちらの状況は、、、(どういう状況かを伝える)
・乗員は○○名。救助を求む。
そして、しばらく応答がないか確認し、応答がなければ再び最初から繰り返す。
使うことはないと思いますが、豆知識にでもどうぞ。
●ちなみに、、、
ちなみにですが、「BUMP OF CHICKENのメーデー」と言う曲をご存知でしょうか?
あの「メーデー」は、この、「遭難信号のメーデー」についての曲だそうです。
そう考えて、曲を聴くと、
「あ〜なるほど。」となるかもしれませんよ(笑)
まとめ。
今回は、様々な「メーデー」の意味について紹介しました。
メーデーの意味は分かったでしょうか?
一番身近なメーデーは、5月1日のメーデーだと思います。
他の国と同じように、5月1日が祝日になると嬉しいですね(*^_^*)