節分での柊鰯とは?由来は?なぜいわし!?昔はボラ!?
2018/03/10
節分の時期がやってきました。
節分といえば「柊鰯」ですね。
、、、柊鰯(ひいらぎいわし)!?
『何それ?』
正直な所、節分といえば「豆まき」や「恵方巻き」をイメージされる方が多いと思います。
私も「柊鰯」は全く知りませんでした。
なので、自分で調べてみることにしました!
すると、節分での柊鰯とは何なのか、また、意味や由来が分かったので紹介したいと思います。
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節分での柊鰯(ひいらぎいわし)って何!?
節分での柊鰯とは何なのか、それは、
『焼いた鰯の頭に、柊を刺した飾り物』
です!
その柊鰯を玄関先に飾ります。
、、、見た目は少し不気味な飾り物ですね(笑)
では、なぜこの不気味な柊鰯は飾るのでしょう?
節分で柊鰯を飾る意味とは!
節分に柊鰯を飾る意味ですが、それは、
『魔除け』
のためです!
節分ですので、「鬼」に近寄らせないという意味ですね。
ではなぜ、「鰯(いわし)」と、「柊(ひいらぎ)」なのでしょう?
由来は何なのでしょう?
実は、「鰯の臭い」と、「柊のトゲ」が関係していました!
節分で柊鰯を飾る由来とは!
節分で柊鰯を飾る由来ですが、
節分で、おなじみの「鬼」は、
「柊のトゲ」が苦手とされていました。
昔、「鬼の目を柊の葉でついて、鬼を退治した」という言い伝えが由来のようです。
そして、「鰯の生臭い臭い」と、「焼いた時の煙」も鬼が苦手とされており、
鬼が近づかないように、柊に焼いた鰯を刺した「柊鰯」を玄関先に飾るようになったそうですよ。
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柊鰯の作り方や、処分方法とは!
この記事を見て、柊鰯に興味が出た方は、実際に柊鰯を作ってみましょう!
作り方はこちらです↓
このように、鰯の頭を柊に刺すだけです(笑)
●いつからいつまで柊鰯を飾るのか!?
これは、地域によって異なるそうです。
- 節分当日に飾り、「当日」に片付ける
- 節分当日に飾り、「次の日」に片付ける
- 節分当日に飾り、「2月いっぱい」まで飾る
- 節分当日に飾り、「1年間」飾る
当日に飾り、片付ける日にちが異なるそうですね。
また、当日に飾る所が多いですが、
小正月の翌日(1月16日)から、節分までに飾ればOKという地域もあるみたいです。
●柊鰯の処分方法
- 塩で清めてから紙に包んで捨てる
- 玄関先に埋める
- 灰になるまで焼き、玄関先に盛る
- 神社で焚き上して貰う
自分に合った方法で処分しましょうね。
豆知識「柊鰯の原点」
柊鰯の原点ですが、
平安時代が始まりとされています。
当時は、「鰯」ではなく、「鰡(ボラ)」という魚を使っていたそうです。
ここで知っていて欲しいのは、
「魔除け」という意味ではなく、「めでたい」という意味で飾られていたそうです。
鰡は、成長とともに名前が変わる出世魚なので、「めでたい」とされていました。
(出世順・・・はく→おぼっこ→すばしり→いな→ボラ→トド)
いつから「鰡(ボラ)」が、「鰯(いわし)」に変わり、
意味合いも変わったのかは現時点では分かっていないようですが、
豆知識にどうぞ!
まとめ。
今回は、節分での柊鰯とは何なのか、また、意味や由来を紹介しました。
節分は、「豆まき」「恵方巻き」だけではないですよ。
柊鰯について知ったこれを機会に、
1度、我が家で柊鰯を飾ってみてはどうでしょうか(*^_^*)