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6月23日の沖縄慰霊の日とは!「平和の詩」ってなに??

2018/03/24

沖縄慰霊の日が近づいてきました。

皆さんは、6月23日の「沖縄慰霊の日」をご存知でしょうか?

 

沖縄の方は知っていると思いますが、

沖縄以外の方は知らない人も多いのではないでしょうか。

私も知りませんでした。

なので、自分で調べてみることに。

すると、「沖縄慰霊の日」のことが分かり、

また、この日に「平和の詩」というのを朗読することが分かりました。

 

なので今回は、6月23日の「沖縄慰霊の日」について紹介したいと思います。

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6月23日の「沖縄慰霊の日」とは?

6月23日の「沖縄慰霊の日」とは、

1945年6月23日に「沖縄戦」が終結した日であり、

『沖縄戦の戦没者の霊を慰めて平和を祈る日』です。

 

終結にちなんで「琉球政府」と「沖縄県」が定めた記念日である。

 

 

●沖縄戦とは?

沖縄戦とは、1945年4月1日に始まった戦争であり、

アメリカ軍が、沖縄に上陸した時に本格的に開始されました。

そして当時の司令官である「牛島満大将」が自決した日の6月23日が、

戦争の終結した日となりました。

 

 

●琉球政府とは?

琉球政府とは、1952年から1972年まで沖縄本島を中心に存在した、

アメリカが作った「統治機構の名称」です。

そして1972年、沖縄がアメリカから日本に返された時に消滅しました。

 

 

●沖縄慰霊の日の意味とは?

沖縄慰霊の日は、沖縄が返還される前は、日本の祝日でした。

そして、

「自由と平和を求めてやまない琉球住民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに住民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「住民の祝祭日」と名づける。」

という意味でした。

返還されてからは、「沖縄だけの祝日」になっているそうですよ!

 

また、1974年に制定された「沖縄県慰霊の日を定める条例」によると、

「我が県が、第二次世界大戦において多くの尊い生命、財産及び文化的遺産を失つた冷厳な歴史的事実にかんがみ、これを厳粛に受けとめ、戦争による惨禍が再び起こることのないよう、人類普遍の願いである恒久の平和を希求するとともに戦没者の霊を慰めるため」

という意味があるそうですよ!

 

沖縄県民には大事な記念日になっているのですね。

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沖縄全戦没者慰霊祭での「平和の詩」

沖縄では、6月23日に「沖縄全戦没者慰霊祭」というものがあります。

その中に、「平和の詩」を朗読する場面があり、

絵本にもなった6歳の子の「平和の詩」があるので紹介したいと思います。

 

『へいわってすてきだね』

へいわってなにかな。

ぼくは、かんがえたよ。

おともだちとなかよし。

かぞくが、げんき。

えがおであそぶ。

ねこがわらう。

おなかがいっぱい。

やぎがのんびりあるいてる。

けんかしてもすぐなかなおり。

ちょうめいそうがたくさんはえ、

よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。

みなとには、フェリーがとまっていて、

うみには、かめやかじきがおよいでる。

やさしいこころがにじになる。

へいわっていいね。へいわってうれしいね。

みんなのこころから、へいわがうまれるんだね。

せんそうは、おそろしい。

「ドドーン、ドカーン。」

ばくだんがおちてくるこわいおと。

おなかがすいて、くるしむこども。

かぞくがしんでしまってなくひとたち。

ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。

このへいわが、ずっとつづいてほしい。

みんなのえがおが、ずっとつづいてほしい。

へいわなかぞく、

へいわながっこう、

へいわなよなぐにじま、

へいわなおきなわ、

へいわなせかい、

へいわってすてきだね。

これからも、ずっとへいわがつづくように

ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。

 

今年の「平和の詩」も聞いてみたいですね。

 

まとめ。

今回は、6月23日の「沖縄慰霊の日」について紹介しました。

 

沖縄だけではなく、日本でも忘れてはいけない6月23日だと思います。

なので、この日の「平和の詩」を聞いて平和について考えてみてるのも良いかもしれませんよ(*^_^*)

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