1月15日の小正月とは?意味や由来は?男正月と女正月!?
2016/12/08
お正月の時期がやってきましたね。
お正月は休み期間ですし、楽しみですよね。
ところで皆さん、お正月は知っていると思いますが、
1月15日に小正月というのがあると知っていましたか??
小正月には意味や由来があり、また、1月15日の小正月に食べる物もあるのですよ!
なので今回は、1月15日の小正月の意味や由来などついて紹介したいと思います。
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1月15日の小正月の意味や由来とは?
むかし日本は、満月の日から次の満月の日までを1ヶ月。
二十四節気という1年を24等分に分けた一つの「立春」を1年の始まりとしてきました。
これが古い暦です。
ということは、立春の満月の日から新年が始まることになります。
そして、今でいうとその新年は、1月15日にあたります。
そこから新しい暦になって新年が1月1日になります。
まとめると、
新しい暦で見た場合、
昔の新年は1月15日で、
今の新年は1月1日ということです。
しかし、新しい暦になってからも、古い暦を見て祝う習慣はまだありました。
今まで当たり前にやってたことが、いきなり変わるとすぐには対応できないですもんね(笑)
人々の祝う習慣がなくならなかったことから、元旦を大正月と呼び、
1月15日を小正月と呼び祝うようになったそうですよ。
これが1月15日の小正月の意味や由来です。
では、この小正月の日には何をするのでしょうか?
1月15日の小正月の行事は?
お正月の行事といえば、
- 初詣に行く
- 鏡餅を飾る
- 門松を飾る
などがありますね。
お正月は、主に神様を迎え入れるためのものです。
そして、小正月にも行事があります。
それは、
- 餅花を飾る
- 小豆粥を食べる
- どんど焼きを行う
などです。
小正月は、主に家庭的な願いをするものです。
では、小正月に行われる行事について紹介します。
「餅花」
餅花(もちばな)という、枝に色鮮やかな餅を刺して飾ります。
意味は、今年の秋の豊作を願って飾られます。
「小豆粥」
小豆粥(あずきがゆ)という、おかゆを食べます。
意味は、小豆粥を食べることによって、
家族の無病息災を願うために食べられます。
朝に食べると良いとされているそうです。
「どんど焼き」
どんど焼きという、正月の飾り物や、書き初めなどを燃やします。
意味は、悪霊払いと、燃やした煙で神様が天に帰っていくとされています。
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豆知識
小正月は女正月とも言う。
小正月が女正月と呼ばれるのは、お正月におせち料理を作るなど、
とても忙しかった女の人たちが、一休みできるからです。
また、お嫁さんが里帰りをするのもこの時期が多いそうですよ。
ちなみに元旦の大正月は、男正月と呼ぶそうです。
1年の仕事が終わり、休めるからでしょうね。
まとめ
今回は、1月15日の小正月の意味や由来などついて紹介しました。
小正月にも色々な行事や、食べ物があったのですね。
また、大正月は男正月と言い、小正月は女正月と言います。
なので、「男正月の1月1日は男の人を休ませる」、「女正月の1月15日は女の人を休ませる」ことを、
意識するのもいいかもしれませんね(*^_^*)