ハロウィンが来ました。え!日本のハロウィンはおかしいの!?
2016/12/08
「え!?日本のハロウィンは海外と比べるとおかしいの!?」
今では、日本でも毎年の恒例行事になってきているハロウィン。
「コスプレをして、友達みんなでワイワイするイベントですよね?」
と、私も思っていたのですが、どうやら海外と比べると日本のハロウィンはおかしいそうです!
なので今回は、『日本のハロウィンはおかしいの!?』というテーマで記事を書いていこうと思います。
スポンサードリンク
ハロウィンは日本でいうとお盆
もともとはハロウィンは、19世紀半ばにケルト人が10月31日に行う、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す宗教的な祭りでした。
また、ケルト人では10月31日が1年の終わりされ、その日に死者の霊が家族に会いに来るとも言われていたので、
ハロウィンは日本のお盆に意味合いが似てきます。
ちなみに、10月31日は死者の霊も来ますが、悪霊も来るのでその悪霊だけを追い払うために仮面をかぶったり、魔除けの焚き火をしていたそうです。
アメリカのハロウィン
では、ハロウィンが一番根強いアメリカではどのようなことが行われているのでしょう?
アメリカでは、子供が魔女やお化けに仮装して、「トリックオアトリート」といい、お菓子を貰いに来るというのが一番の魅力ですね。
アメリカのハロウィンは子供が主役ですが、子供にお菓子を渡す、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど、国中のみんなが楽しめるイベントとなっています。
また、かぼちゃの中身をくりぬいて作る、かぼちゃのお化けは「ジャック・オー・ランタン」といい、悪霊から守るものとして街中のあちらこちらに飾られています。
ケルト人が行っていた、ハロウィンとは少し変わってきていますが、「ジャック・オー・ランタン」のような悪霊から守るものを飾っていて、本来の目的も少なからず残っているような気がしますね。
では、日本のハロウィンはどうなのでしょうか?
日本のハロウィン
日本のハロウィンは、ズバリ、コスプレです!
また、魔女やお化けなどのコスプレだけではなく、おのおのが好きなコスプレをするといった感じです。
そして、ハロウィンのコスプレをやるのも若い方がとても多く、若者のイベントという印象が強いですね。
また調査で、本来のハロウィンの意味が「お盆」に近いということを知っているという日本人は17,8パーセントだったそうです。
正直、日本のハロウィンでは本来の宗教的な意味合いはなく、若者がコスプレして楽しむイベントになっています。
ハロウィンで気をつけること!
海外と比べて宗教的な意味は無いと言っていい日本のハロウィンですが、時代が変われば内容も変わってくるものです。
なので、日本のハロウィンはおかしい、おかしくないと言われていますが日本の良さを出せればいいなと個人的に思います。
ですが、気をつけたいこと1つありますので紹介します。
ゴミを捨てるな!
毎年、問題となっているのがハロウィンの後のゴミ問題です。
2、3年前までは気にならなかったものの、最近ではハロウィン参加者が増え、同時にゴミも多く捨てられるようになったきました。
そうなったら、近所の人が怒るのも当然のことですし、ハロウィンを反対する人も出てくることでしょう。
最近では、ハロウィンの後の掃除活動がされて綺麗になっていますが、ゴミを捨てなければまず街は汚れていきません。
なので、ハロウィンでコスプレをされる方は、
『ゴミを捨てない』という当たり前のことをして、
みんなが気持ち良く楽しめる日本のイベントにしていきましょう。
スポンサードリンク
ハロウィンは日本を豊かにする
ハロウィンの経済効果は、年々上がっていき、2015年ではハロウィンの経済効果は約1200億円と言われている。
この経済効果は、クリスマスの約7000億円の次に高く、バレンタインの約1100億円を越した結果になっています。
若者だけではなく、クリスマスのように日本のみんなが取り組むイベントになっていけばもっと日本が元気に豊かになっていくのではないでしょうか。
まとめ
今回は、「日本のハロウィンはおかしいの?」というテーマで記事を書いていきました。
本来のケルト人のハロウィンの意味合いが、アメリカでもそうですが少しずつ変わってきています。
なので、日本でのハロウィンも時代が変わるごとに変化するのも当たり前のことでしょう。
ハロウィンは経済効果もありますので、ゴミを捨てないなど最低限のマナーを守り、
みんなが楽しく出来る日本のイベントにしていきましょうね( ̄^ ̄)ゞ