クリスマスを日本でやるようになったのはいつから?きっかけは?
2016/12/08
今では、日本でも毎年欠かせない大イベントのクリスマス!
「クリスマス・イブ」や、「クリスマス」の日が近づくとソワソワしてきますよね?
そんな日本人にも愛されているクリスマスですが、もともとはクリスマスは日本に馴染みはなかったはずです。
では、いつからクリスマスは日本に定着したのでしょうか?
今回は、クリスマスはいつから日本にやってきたのか、またそのきっかけを紹介したいと思います。
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クリスマスとは?
クリスマスとは、「イエス・キリスト」が降誕した日で、キリストの降誕祭として12月25日にクリスマスを祝う日です。
『新約聖書』には、イエス・キリストの誕生日とは記されていなっかたので、「降誕(誕生)」と呼ばれていますが、
日本では「イエス・キリストの誕生日」として親しまれています。
そして今では、クリスマスにサンタクロースが来て、プレゼントをくれる日になっていますね。
クリスマスはいつから日本にやってきたの?
クリスマスが1番最初に日本にやってきたのは、1552年です。
この時、カトリック教会の宣教師であるコスメ・デ・トーレスらが日本人を招待して、キリストの降誕祭を開いたのが最初のクリスマスです。
意外と早くから日本に伝わってきていたのですね。
日本のクリスマスの歴史ときっかけ
1番最初に日本にやってきたのは1552年ですが、日本の法律によってキリスト教は禁止され、その後200年間以上クリスマスは日本にはありませんでした。
そこからのクリスマスの歴史ですが、時代ごとに説明していきます。
明治時代
1860年に日本で初めてクリスマスツリーが飾られる。
1876年に日本人が初めて主催したクリスマスが行われる。
※ここらへんで、日本のお偉いさんにはクリスマスという文化がありました。
1900年に輸入高級食材の販売で有名な「明治屋」が東京の銀座でクリスマスセールを行い、
そして、「明治屋」が、銀座をクリスマスの飾り付けをしました。そして、その飾り付けは毎年の風物詩になりました。
※ここらへんで、日本の市民にもクリスマスという言葉が出てきました。
明治時代から、日本でクリスマスがだんだん定着してきたようですね。
大正時代
大正時代に、児童向け雑誌や少女雑誌にクリスマスにまつわる話や絵が導入されるようになりました。
※ここで、クリスマスやサンタクロースがどういうものなのかを、絵を交えて知ったことでしょう。
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昭和時代
昭和時代には朝日新聞に「クリスマスが日本の年中行事になった」という記事が書かれています。
この時代から、銀座、渋谷、浅草などではカフェやレストランで、クリスマスメニューが用意されていました。
※この時に、クリスマスを祝う習慣が日本人にも出てきました。
クリスマスが完全に定着してきたのは1950年の昭和時代と言えますね。
豆知識
サンタクロースとは?
サンタクロース(聖ニコラオス)はもともと実在し、貧しい人や子供たちを助けたことで多くの人に慕われていました。
そこからカトリック教会によって、サンタクロースはクリスマスのお祝いと結びつけられるようになりました。
なので、サンタクロースはクリスマスに直接的にはもともと関係ありませんでした。
なぜ、プレゼント?
クリスマスにプレゼントを渡す習慣がありますが、その理由として2つ紹介します。
1、サンタクロースが困った人に贈り物をしていた。
2、イエス・キリストの誕生の時に賢人たちが贈り物を送ってきた。
という理由です。
まとめ
クリスマスが日本にいつからやってきたのかと言われると、1552年です。
いつからクリスマスを認識始めたかというと、1900年です。
そして、いつからクリスマスが定着してきたかというと、昭和時代の1950年です。
日本の一般市民がクリスマスを知るきっかけとしては、明治屋の商業戦略といってていいでしょう。
これからも、日本のみんなに親しまれる楽しいクリスマスにしましょう。
メリークリスマス♪( ´θ`)ノ