年越しそばを食べる意味は何?と、子供に聞かれたら?
2016/12/08
年越しの定番といえば、何といっても年越しそばですね。
これが毎年の楽しみな方もいることでしょう。
すると、年越しそばを食べている途中に子供が寄ってきて言います。
「何でお父さんとお母さんは、そば食べているの??」
「・・・・・・」 答えれない。
そういえば、食べるだけで意味なんて考えたことなかった、、、。
「確かになんで年越しの日にそばを食べるのだろう?」 と思われた方。
年越しそばを食べる意味を知り、子供にわかりやすく説明できるようにしておきましょう。
なんでも知っているお父さん、お母さんはカッコイイですよ。
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年越しそばを食べる意味
年越しそばを食べる意味ですが、代表的なものが5つありますので紹介します。
1、厄を断ち切り新年を迎えるため
そばは、他の麺類に比べるととても麺が切れやすいです。そのことから
「今年1年の厄を切り離し、来年に厄を持ってこないようにするため」という意味で年越しそばは食べられます。
2、元気で健康でいるため
そばという植物はとても元気がいいです。風や雨に打たれても日光に当たればたちまち元気になるのです。そのことから
「その元気な力をもらい健康でいるため」という意味で年越しそばは食べられます。
3、長生きするため
そばは細くて長いです。そのことから
「そばのように長く、生きるため」という意味で年越しそばは食べられます。
4、運気を上げるため
昔のそばは「そば餅」というのが主流で食べられていました。そのそば餅を貧しい人にあげたところ、
食べた人の運気が上がりみんな幸せになったと言われています。そのことから
「そばを食べて運気を上げよう」という意味で年越しそばは食べられます。
5、金運を上げるため
昔、金細工師(金を使って加工、細工する人)が、そば粉で作ったお餅のようなもので、散らばった金粉をかき集めて掃除していました。そのことから
「そばには金を集める力があり、金運を上げてくれる」という意味で年越しそばは食べられます。
意味はわかったと思います。あとは子供に分かりやすく教えてあげるだけですね。
大人は知っているのが当たり前の言葉や知識も、子供は知らない事ばかりです。
多分、そばが麺の中で切れやすいという事を知っている子供は少ないと思います。
なので、年越しそばを食べている時に実際にそばが切れやすいところ見せたりして伝えると子供も分かりやすいですね。
言葉も、「厄」を「悪いもの」
「そば餅」を「掃除に使うコロコロ」と例えると子供も分かりやすいと思います。
自分の子供に合った言葉を選び、伝えていきましょう!
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ちょっとした知識
年越しそばを食べるタイミング
年越しそばを食べるタイミングですが、大晦日ならいつでもいいです。ただ気をつけたいのは元旦の日にそばを食べると縁起が悪いと言われています。
理由は、年越しそばを食べる意味の「厄を断ち切り、新年を迎える」が関係していてその年のうちに厄を切り離したいからですね。
(※地域によっては元旦に食べるところもあります。)
太く長く
そばは、「細くて長い」ので長生きすると言われていますが、家庭によっては「人生は、太く長く」という意味でうどんを食べられているところもあるそうです。
うどんを食べるところは「長生き」の一点集中型ですね。
まとめ
年越しそばを食べる意味が分かったと思います。
これで、子供に年越しのそばを食べる意味を聞かれても答えれますね。
ただ教えるときは、子供目線で子供が理解しやすいように教えましょうね。
子供と一緒に年越しそばの意味を共有して良い新年を迎えましょう(*^_^*)