成人の日とは?由来は?昔の成人の日は固定型の祝日だった!
2016/12/08
成人の日がやってきました。
成人の日には、成人式が行われる地域が多いのではないのでしょうか。
成人になる人たちはこの日が楽しみですよね!
いきなりですが、この毎年ある成人の日。
皆さんは由来など、成人の日について知っていますか?
私は、知らなかったので調べてみることにしました。
すると、由来が分かりました!
また調べていると、
この成人の日という祝日は、昔と日付が変わっていることも分かりました!
なので今回は、成人の日の由来や、昔と今の成人の日の日付の違いについて紹介したいと思います。
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成人の日の由来とは
それでは、成人の日が祝日になった由来を紹介します。
『成人の日の意味』
この成人の日が祝日なのは1948年に、祝日法という日本の法律で決まっており、
祝日法第2条によれば、
「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」
と、書かれています。
成人になったことを祝い、
そして「大人になったことを自覚し、これからは自立して頑張ろう!」
という激励の意味が、成人の日にはあるのですね。
『成人の日の由来①』
由来ですが、成人の日の1番の原点は、
奈良時代以降に行われた、「元服(げんぷく)」と「裳着(もぎ)」が由来です。
元服とは、12歳〜16歳の男の成人を祝う儀式です。
服装と髪型を、子供から大人にする儀式で、
髪型は、ちょんまげになったそうですよ。
裳着とは、8歳〜12歳の女の成人を祝う儀式です。
服装と髪型を、子供から大人にする儀式で、
服装は「裳」という着物で、
髪型は、「髪上げ」という髪を束ねて後ろに垂らす髪型だったそうです。
江戸時代以降は、男女まとめて「元服」と呼び、
年齢も18歳〜20歳になりました。
最初は、「まだ子供じゃん!」と思うぐらい幼い時に成人の日があったそうですが、
だんだん、現代と一緒の20歳に近づいてきたのですね。
これが、成人の日という祝日の原点の由来です。
『成人の日の由来②』
成人の日の原点の由来は分かりました。
では、いつから現代のような成人の日が祝日になったのでしょう。
それは、「青年祭」が由来です。
青年祭とは、1946年11月22日に行われた今でいう「成人式」です。
青年祭は、第二次世界大戦の敗戦後すぐに行われ、
「これからの世代は成人の君たちが作っていくのだよ!」
という敗戦後で気力がない国民に、
明るい希望を与え、激励の意味があったそうです。
『まとめ』
成人の日という祝日の原点の由来は、「元服」です!
そして、1946年に「青年祭」が行われ、
1948年に「成人の日」という祝日が出来ました。
成人の日には、「これからの世代は成人の君たちが作っていくのだよ!」や、
「大人になったことを自覚し、これからは自立して頑張ろう!」
という想いがある祝日だったのですね。
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昔の成人の日は1月15日!?
昔という昔ではないですが、
成人の日という祝日が決まった日の1946年〜1999年までは、
成人の日は1月15日という固定型の祝日でした。
そこから、2000年から始まった「ハッピーマンデー制度」で、
成人の日は、1月の第2月曜日という変動型の祝日になりました。
ハッピーマンデー制度とは、学校や会社で、土日の2日間が休みになるところが多くなってきたことから、
「国民の祝日を月曜日にすれば3連休になる」といったみんなにとって嬉しい制度です!
ハッピーマンデー制度で国民の祝日が月曜日になったのは「成人の日」だけではなく、
- 成人の日
- 海の日
- 敬老の日
- 体育の日
が変動型の祝日になりました!
ハッピーマンデー制度に感謝です(笑)
2017年の成人の日は?
成人の日が変動型の祝日になったことから、
今年の2017年の成人の日は、
2017年1月9日(月)です。
成人式もこの日に行われるところが多いですよ。
まとめ
今回は、成人の日の由来や、昔と今の成人の日の日付の違いについて紹介しました。
由来は結構昔からのようですね。
また、成人の日には様々な想いがある祝日ということが分かりました。
その想いを頭に入れて、成人の日、そして成人式を迎えれたらいいですね(*^_^*)